ブランク看護師

こんな素敵な最期を迎えた患者さん。私も見習いたい患者さん。

これまでに沢山の患者さんの最期に立ち会ってきましたが、患者さんの最期というのは、
その方の生き様がわかるものなんだなと思っています。(^^)
入院している患者さんは、その人によって生活背景が全く異なります。
いつも沢山の方がお見舞いにきてくれる患者さんもいれば、ほとんどお見舞いにくる方がいなくて、
一人で寂しい最期を迎える患者さんもいます。
多くの患者さんを見ているとすごく良くわかるんですが、人柄が良くて、いつも笑顔を絶やさない気遣いのある患者さんの周りには、
毎日のようにお見舞いの方が訪れています。
でも、いつも嫌味やわがままばかり言っている患者さんは、家族のお見舞いもだんだん遠のいてしまい、
最期は一人ぼっちになってしまいます。(T_T)

 

今でもまだ良く覚えている患者さんがいます。
その方は、50代の女性で、脳腫瘍を患っている方でした。
治療の副作用や痛みが酷いはずなのに、苦しい姿は人に見せない、といった方でした。
通常であれば、痛みを緩和する為にモルヒネを使うんですが、モルヒネを使うと寝たきりになってしまうので、
それが嫌で痛み止めはほとんど使っていなかったんです。
ですから、痛みは相当なものだったと思います。
それなのに、人への気遣いを忘れないで、いつも笑顔を見せていました。
その患者さんの病室には、いつも沢山のお見舞いの方が訪れていました。
必ず誰かが患者さんのそばにいる、という感じでした。
最期は、家族や知人の皆さんが身体をさすったり、手を握ったりして、患者さんの事を励ましていました。

 

どんなに自分が辛くても、自分の事よりも周りの人の事を常に考えていたその患者さんは、とても素晴らしいと思います。
その患者さんを見ていて、自分がとても恥ずかしくなってしまいました。
私も、その患者さんの事を見習いたいと思いました。(^_?)?☆